緊急避妊薬の販売可否を検討する上で重要となるのが、妊娠の可能性の判断だ。図1は、第一三共ヘルスケア提供の「ノルレボ販売可否確認シート」に掲載されている、薬剤師が妊娠の可能性を判断する流れ。前述の試験販売事業で用いた販売プロトコルをベースに作成された。ポイントの一つが、「今回より前の性交で妊娠した可能性を現時点で否定できない人」を明確にすることだ。例えば確認時、月経周期が不整なケースなどで3週間以上前に性交があった場合には、販売前に妊娠検査薬を用いて検査を実施する。陽性もしくは未実施の場合には販売不可となり、医療機関へ受診勧奨する。