東京地裁は2026年5月29日、東京女子医科大学病院で2014年に鎮静剤「プロポフォール」を投与された2歳児が死亡した事故を巡り、医師2人が業務上過失致死罪に問われた刑事裁判で、当時、同病院中央集中治療部の現場責任者だった小谷透氏に対し禁錮1年6月、執行猶予3年間、後期研修医だった福田聡史氏には無罪の判決を言い渡した。 東京地裁(細谷泰暢裁判長)は、争点となっていた死因について、プロポフォールを高用量、長時間投与した副作用としてプロポフォール症候群(PRIS)を生じたとし、プロポフォール投与と死亡との因果関係を認めた。 この事件では、2014年2月、東京女子医大病院でリンパ管腫ピシバニール注入術を受けた2歳男児が