早期非小細胞肺癌(NSCLC)は高齢者に多くみられ、定位放射線治療(SBRT)の適応判断には身体機能および予後予測の評価が求められる。しかし、従来の暦年齢のみでは生理学的脆弱性を十分に反映できないという課題がある。米国の研究チームは、顔写真からAIが推定する「見た目の年齢(顔年齢)」と、肺機能検査の結果から算出される「肺の機能的老化の程度(肺年齢)」を用い、これらの指標と全生存期間との関連を検討する後ろ向きコホート研究を実施し、その成果をJAMA Network Openに報告した。 本研究では、6施設でSBRTを受けた60歳以上のNSCLC患者670例を対象に、顔年齢および肺年齢と予後との関連を解析した。その結果、顔年齢は全生存期