国立大学病院長会議は2026年7月7日の会見で、2025年度の現金収支と経常損益の速報値を報告した。国立大学病院44施設のうち、2025年度に現金収支で赤字となったのは23病院で、赤字の合計額は158億円だった(図1)。前年度(2024年度)より赤字の病院が2病院減り、合計の赤字額が54億円減少した。 一方、経常損益で赤字となったのは31病院で、赤字の合計額は244億円だった。前年度と比べ赤字の病院数は1病院減り、赤字幅は42億円減少した。現金収支、経常損益のいずれも、前年度の値より改善したことになる。 2025年10月の会見では、2025年度の現金収支の赤字見込み額が330億円で、経常赤字は400億円を超える見込みとしていたが(関連記事