キッセイ薬品工業は2026年5月15日、国内で販売する選択的C5a受容体拮抗薬「タブネオスカプセル10mg」(一般名:アバコパン)について、服用患者で胆管消失症候群(vanishing bile duct syndrome:VBDS)を含む重篤な肝機能障害が発現し、国内で死亡例が20例報告されたことを発表した。同社は当面の間、同薬の新規患者への使用を控えることや、継続投与中の患者については、肝機能障害のリスクと代替治療を伝えた上で、継続投与について慎重に判断するよう求めている。 2026年4月27日時点で、同薬の国内推定使用患者数は8503人。今回公表された症例には同薬との因果関係が不明なものも含まれている。市販後に国内で発生したVBDSは、重篤な