米国Stanford大学のRichard J Reimer氏らは、米国の退役軍人医療データベースを利用して、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断された患者が使用していた薬を調べ、生存期間の延長に関連する薬をピックアップして、ドラッグリポジショニングでALS治療薬を探す研究を行ったところ、いくつかの候補が見つかったと報告した。結果は2026年3月10日のLancet Digital Health誌電子版に掲載された。ALSに対する承認済みの治療法は限られている。新薬開発のハードルは非常に高く、高額な費用と時間を要する。そこで著者らは、既に承認された薬の中からドラッグリポジショニングにより、ALS治療に役立つ薬を探す試みを行った。