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スタートから1年、普段のエコ行動が79,000本分の植樹貢献に。「NatureBank」の森づくりのこれから

スタートから1年、普段のエコ行動が79,000本分の植樹貢献に。「NatureBank」の森づくりのこれから

ソフトバンクのグループ各社が保有する3億以上のIDを活用し、買い物や移動、検索など日常の行動をエコに変換する消費者参加型植樹貢献プログラム「 NatureBank 」が、2026年7月30日の始動から丸一年の節目を迎えました。ユーザーやグループ会社との取り組みを通じて見えてきた成果や課題、そして今後の展望について、プロジェクトのメンバーに話を聞きました。 目次 1年間の活動で見えてきた、日常の行動が森づくりにつながる手応え アクションをを見える化。普段の行動を環境を考えるきっかけに 話を聞いた人 ソフトバンク株式会社 公共本部 アライアンス推進企画部 杉 篤史(すぎ・あつし) ソフトバンク株式会社 公共本部 アライアンス推進企画部 鎌田 美希(かまだ・みき) 1年間の活動で見えてきた、日常の行動が森づくりにつながる手応え 「NatureBank」の提供開始から1年が経ちました。そもそも「NatureBank」が始動したきっかけを教えてください。 杉 「きっかけの一つに、日本の森林が抱える課題があります。日本には多くの森林がありますが、樹齢50年以上の木々が増え、高齢化が進んでいることにより、CO2の吸収効率という観点では課題もあります。森林を健全な状態に保つためには、植樹だけでなく、下刈りや間伐、獣害対策など、継続的な手入れも必要です。また、ソフトバンクは、携帯電話の基地局やデータセンターなど、事業活動を行う中で環境負荷が生じることもあります。だからこそ、事業者として環境にどう向き合うかを考える必要がありました。そうした背景の中、自治体と連携しながら、森林の健全化に貢献できる仕組みを構築できないか、そこから『NatureBank』の構想が始まりました」 単に自治体に寄付を行うのではなく、ユーザーに参加してもらう仕組みにした理由は何だったのでしょうか? 杉 「企業による寄付だけではなく、生活者の皆さんを巻き込んで、環境貢献が循環していく仕組みにしたいという思いがありました。何となく環境問題に関心はあっても、実際に行動に移すのはハードルが高いと感じる方もいます。そこで、普段使っているサービスを通じて、気軽に環境貢献に参加できる形にしたいと考えました。 ソフトバンク単独の接点だけでは限りがありますが、LINEヤフーやPayPayなどグループ会社のサービスまで広げると、より多くのユーザーとの接点を持つことができます。日常の買い物や移動、検索など、いつもの行動が植樹支援につながる。そこに『NatureBank』らしさがあると考えています」 参加を呼びかけたときのグループ企業からの反応はいかがでしたか? 杉 「環境というテーマに対して、各社の受け止めは前向きでしたね。各社とシステム連携をするのではなく、参加企業ごとに月ごとのアクション総数を集計してもらい、ソフトバンクで全体のエコアクション総量として可視化する仕組みを採用しました。各社の負荷をできるだけ抑えたことで、参加へのハードルが下がったのではないでしょうか」 これまでの成果や実績について教えてください。 杉 「スタートから1年で『NatureBank』のエコアクション数は累計約154億回、植樹貢献に換算すると約79,000本 ※ に達しました。日々のサービス利用の積み重ねが、非常に大きな数になっていることを感じています。 ※2026年7月末現在。「サービスごとのエコアクション× 行動ごとのCO2排出抑制係数」をCO2排出抑制量として植樹貢献本数に換算 植樹支援については、単に木を植えるだけではなく、植えた木を維持していくための費用も重要です。下刈りや点検、獣害対策の柵の設置など、森林を健全な状態で育てていくための活動を自治体と連携して支援しています。森林づくりは短期的な取り組みではありません。時間をかけて育て、将来的なCO2の吸収にもつなげていくことが大切だと考えています。 ユーザーからはどのような反応が寄せられていますか? 鎌田 「ユーザーと直接触れ合うことができるイベントに出展すると、『ソフトバンクがこのような環境に関連する取り組みもしているんですね』と声をかけてもらうことがあります。ソフトバンクというと、携帯電話や通信サービスのイメージを持っている方が多いと思います。その中で、環境への取り組みを知っていただけることは、とても大きいですね」 杉 「イベントやキャンペーンを通じて接点を増やすことで、少しずつ『NatureBank』への理解が広がっている手応えもあります。公式LINEアカウントでのアンケートでは、『NatureBank』を「知っている」「少し知っている」と答える方が割合が増えてきて、約6割となりました。継続的に情報を届けることで、取り組みへの理解も少しずつ深まってきたと感じています」 会場を巡りエコアクションを学ぶ。「NatureBank」クイズラリーで知る企業の環境アクション 楽しみながら環境について考える。ソフトバンクの「NatureBank」ブースで花すくい体験 アクションをを見える化。普段の行動を環境を考えるきっかけに 毎月第1木曜日に「NatureBankの日」を設けていますね。 鎌田 「『NatureBank』の活動で最も大切にしているのは、「知ってもらうこと」と「簡単に参加できること」です。環境貢献というと、何か特別な行動をしなければならないと思われがちですが、これなら参加してみよう、という気持ちを持ってもらえるようなキャンペーンを、毎月の『NatureBankの日』に実施しています。 2026年7月のキャンペーン これまでのキャンペーンでも、LINEスタンプをダウンロードする、動画を見るといった、スマートフォン上で簡単に参加できるアクションを意識してきました。操作のステップが多くなると、どうしても途中で離脱してしまう可能性が高まります。だからこそ、ユーザーが迷わず参加できて、自分の行動が植樹支援につながっていることが伝わるコミュニケーションを重視しています」 2026年6月にはLINEのミニアプリの提供も始まりましたね。どのような狙いがあるのでしょうか? 鎌田 「これまで『NatureBank』では、対象サービスの利用をエコアクションとして集計し、全体の貢献量を見せてきました。一方で、ユーザ一人一人にとっては「自分が参加している」という実感を持ちにくい面もありました。 LINEのミニアプリでは、ミッションに参加したり、ポイントをためたりすることで、より身近にエコアクションを体験してもらうことを目指しています。実際に使っていただいた方は、ミッションへの参加やポイント交換にも積極的です。一度体験してもらえれば、「これなら簡単に参加できる」と感じてもらえるのではないかと思います」 ゲーム感覚で楽しく環境貢献。LINEミニアプリ「NatureBankグリーンミッション」で森づくりに参加しよう 継続的にユーザーに参加してもらうために、この1年で取り組みたいことを教えてください。 鎌田 「自治体のイベントなどで来場者にクイズラリーやミニアプリを体験してもらい、楽しみながら『NatureBank』の取り組みを知っていただけるような企画を考えています。また、LINEのミニアプリは、操作性を改善することで使い始めるまでのハードルを下げ、一度使った方が継続して参加したくなるような仕組みをつくっていきたいと思います」 杉 「全国の自治体と連携して支援している森林づくりについて、各地域でどのような森林整備や植樹が行われているのかを、もっと深く伝えていきたいです。また、将来的にはグループ会社だけでなく、他業種の企業や団体とも連携を広げていける可能性があります。例えば、2026年1月にBリーグと連携して取り組んだ「バスケットLIVEの視聴が植樹支援の対象になる」といった施策のように、地域に根ざした団体と一緒に環境貢献を進めることで、より多くの方に『NatureBank』を知っていただけるのではないかと考えています」 消費者参加型植樹貢献プログラム「NatureBank」 ソフトバンクおよびソフトバンクのグループ企業が提供する全17のエコアクションを対象に、日常のエコ行動を通じた環境貢献を可視化・実感できるプログラムです。毎月第1木曜日を「NatureBankの日」と定め、関連する情報発信を行っています。 NatureBank 公式サイト (掲載日:2026年8月4日) 文:ソフトバンクニュース編集部