臨床でよく出会う症例を基に、診断・治療の要点をクイズ形式で考え、学んでいきましょう。今回取り上げるのは、『日経メディカル』2020年3月号に掲載された救急のクイズです。患者は生来健康な14歳男児。夕食にお好み焼きを食べ、ジョギングに出掛けたところ、息苦しさと腹痛、蕁麻疹が出現。様子を見ていましたが、元気がなくなってきたため、救急要請。救急外来到着時には傾眠傾向でした。アナフィラキシーと診断し、酸素投与とアドレナリン筋注を実施。意識鮮明となり、バイタルサインも改善しました。同じ具の入ったお好み焼きは以前から食べており、運動によるコリン性蕁麻疹の出現の既往はなし。