最近、某プロ野球チームの監督が辞任した一件で、世間の生成AIへの注目度がまた高まったのではないでしょうか。私が今回の事件で注目したのは、生成AIを当たり前に使う世代が、深く考えずに情報を打ち込んでしまうことの危うさです。 実は、似たようなことが過去にもありました。ある日の夕方、隣のデスクで若手医師がChatGPTに何かを打ち込んでいました。画面をちらっと見ると、「○○ちゃん、2歳3カ月、港区在住、○○保育園、母親は外国籍......」と打ち込んでおり背筋が凍りました。不全型川崎病を疑う患児への静注用人免疫グロブリン製剤(IVIG)投与を迷っていて、生成AIで文献検索をしようとしていたようです。 他の業務が差し