処方箋医薬品以外の医療用医薬品を販売する、いわゆる零売(れいばい)の規制が薬剤師の権利を侵害しているなどとして、薬剤師3人が国を相手取り起こした訴訟が2026年6月2日、東京地裁で結審した。判決は9月18日に言い渡される。零売を巡っては、厚生労働省が通知により販売を制限してきた経緯がある。原告側は裁判で、これまで国から出された通知には法的根拠がないことの確認を求めている。さらに、零売の規制は憲法上の「職業選択の自由」や「表現の自由」を侵害し、国民の医薬品アクセスも阻害するものと主張してきた。薬剤師に、処方箋医薬品以外の医療用医薬品を販売できる「地位」が認められるかが争点となっている。