「当直室-1グランプリ」開催決定!~俺たち(の当直室)が一番居心地がいい~

「当直室-1グランプリ」開催決定!~俺たち(の当直室)が一番居心地がいい~

勤務時間外に医療機関に待機し、呼び出しがあれば診療を行う当直。厚生労働省が行った調査では、病院常勤医の半数以上が月1回以上の当直をしていると報告されています。そんな、当直中の医師が休息を取ったり、将来に向けた勉強を行ったりする当直室は、可能な限り居心地がいい場所であることが望ましいでしょう。そのために、好きな食べ物やお菓子、快眠グッズなど、様々なアイテムを持ち込んでいる読者の先生方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうして作り上げられた「居心地がいい」当直室を全国各地から集めたら、より良い当直を過ごすためのヒントが得られるかもしれない──。

高齢者住まい等への頻回訪問に包括評価を導入

高齢者住まい等への頻回訪問に包括評価を導入

厚生労働省は2026年1月23日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開催し、2026年度診療報酬改定の個別改定項目をまとめた短冊(具体的な点数を除いた改定案)を提示した。訪問看護では、高齢者住まい等に併設・隣接する訪問看護ステーションに対する包括的な評価体系を導入予定だ。また、訪問看護管理療養費や訪問看護基本療養費(II)の見直し案も示された。今後、中医協総会で議論を続け、詳細な点数や要件などが固められる見通しだ。 これまで中医協では、利用者1人当たりの医療費が極めて高額な訪問看護ステーションがあると指摘し、特に同一建物居住者への訪問看護の適切な在り方を検討してきた(関連記事:支払い側委員が同一建

医薬品の在庫を巡り薬局に突きつけられた改定案

医薬品の在庫を巡り薬局に突きつけられた改定案

2026年度調剤報酬改定に向けて個別改定項目(短冊)が公表され、次に注目されるのは点数ですね。近日中に出てくるでしょうか。前回に続いて、短冊の中で私が気になったもう1つの部分について話題にしたいと思います。

独自開発の「腎排泄薬チェックシステム」で処方監査精度が向上

独自開発の「腎排泄薬チェックシステム」で処方監査精度が向上

2025年度にマイナ保険証の利用が原則となり、26年度にはいよいよ「電子カルテ情報共有サービス」の運用が開始される予定となっています。これまで患者さんから聞き出せなければ処方内容から推測するしかなかった「傷病名」や「検査結果」などの処方背景、アレルギー歴や感染症情報など様々な情報が薬局でも入手できるようになります。 傷病名が分かれば、適応症で悩む時間や疑義照会を減らせるかもしれませんし、患者さんの状態に合わせて、より充実した服薬指導ができる可能性も広がります。アレルギー歴や感染症情報が分かれば、より適切な判断や迅速な対応が可能になるでしょう。検査値が分かれば、より安全な医薬品の選定や適正用量の

13年ぶりの「CKD-MBDガイドライン」改訂、治療の個別化を強調

13年ぶりの「CKD-MBDガイドライン」改訂、治療の個別化を強調

2025年12月、日本透析医学会は「慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常の診療ガイドライン(2025年改訂版)」(以降、本GL)を公開した。前版から約13年ぶりの改訂で、治療の個別化を意識した内容となっている。 10年以上が経過し、複数のカルシウム(Ca)非含有リン(P)吸着薬や、P吸収阻害薬のテナパノル(商品名フォゼベル)といった新薬が登場したほか、透析患者の3分の1以上がCa受容体作動薬(カルシミメティクス)を使用しているなど、診療は大きく変化した。また、日本では欧米と比べて、副甲状腺ホルモン(intact PTH)の目標値が著しく低いことが従来から指摘されている。これらを受け、本GLでは状況の変化に応じて情報をアップデ

育休の取得経験がある医師は女性61.6%、男性8.7%、一般よりも大幅に低い結果に

育休の取得経験がある医師は女性61.6%、男性8.7%、一般よりも大幅に低い結果に

育児休業(以下、育休)は、原則1歳未満の子どもを養育するために一定期間休暇を取得できる制度を指す。日本では1992年に法制化され、女性の育休取得率は8割台で推移しており、2024年度は86.6%だった(外部リンク)。男性は女性に比べて低いものの、法改正などに伴って上昇し、2024年度は40.5%と初めて4割を超えた。では、人員不足などが懸念される医療現場ではどうか。 医師の育休取得の実態を明らかにする目的で、日経メディカル Onlineは医師会員を対象に、2026年1月12日~18日にかけてインターネット調査を実施。8151人から回答を得た。そのうち、子どものいない人および無効回答を除いた6212人を集計対象とした。 まず、育休取得

ネット上の誤情報に触れた乳癌患者の行動は?

ネット上の誤情報に触れた乳癌患者の行動は?

米国Memorial Sloan Kettering癌センターのDavid Gibbes Miller氏らは、過去10年間に乳癌と診断されたことがある成人患者を対象にオンライン調査を行い、乳癌に関する医学的に誤った情報に接する機会と、それらが再発への恐怖や治療アドヒアランスに与える影響について分析したところ、誤情報に接する機会は多いものの、治療中断などには結びついていなかったと報告した。結果は2025年12月29日のJAMA Network Open誌電子版に掲載された。

手術室の「キラーワード」

手術室の「キラーワード」

「昨日、カープ勝ちましたね!」 これは、私が手術中にときどき使う「最強のキラーワード」だ。 整形外科の専攻医として働いていると、避けられないのが手術中の対話だ。助手が複数いれば場もなごみやすいが、整形外科の場合は主治医と助手が1対1で向き合うことが案外多い。 上司と2人で3~4時間の手術を行う。そんな時間を乗り切る上で大切なのが、上司の興味関心の把握だ。 広島で働いている私にとって、カープの話題は鉄板ネタの一つだ。ほぼ全てのドクターが知っているし、知りたがっている。特に整形外科にはスポーツ好きが多い。4人中3人はカープの話をすると食いつくように思う。だから、カープの戦況はある意味「

mCSPCに対するドセタキセルなしのアパルタミド投与はダロルタミド投与より死亡リスク51%低減、実臨床データの解析

mCSPCに対するドセタキセルなしのアパルタミド投与はダロルタミド投与より死亡リスク51%低減、実臨床データの解析

米Johnson and Johnson社は2月2日、転移を有するホルモン感受性前立腺癌(mCSPC)に対する実臨床データの24カ月間にわたるレトロスペクティブな解析の結果、ドセタキセルなしでのアパルタミド投与は、ドセタキセルなしでのダロルタミド投与よりも有意に死亡リスクを51%低減できることが分かったと発表した。米Vailで開催されている36th Annual International Prostate Cancer Update(IPCU36)で米Chesapeake UrologyのBenjamin Lowentritt氏が2月2日に発表した。

カンボジアで患者や家族に寄り添い、安心と希望を与える

カンボジアで患者や家族に寄り添い、安心と希望を与える

ジャパンハートは、2004年の設立以来、「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に活動を続けています。前回お伝えした通り、カンボジアでも10年以上にわたり、国際医療支援の拠点として「ジャパンハートこども医療センター」(2025年10月、カンボジア新病院開設に伴い、ジャパンハート医療センターへ名称変更)での活動を展開しています。ジャパンハートが活動の中心に据えているのは、未来を担う子どもたちの命と健康です。特にカンボジアは、日本の環境では想像しにくいほど高い医療アクセスへの壁が、子どもたちとその家族の前に立ちはだかっています。